LinuxやChromebookでGranolaは使える?2026年最新の対応状況
AI議事録ツールのGranolaは、MacとWindowsのデスクトップアプリでのみ会議の録音・文字起こしが可能です。本記事では、非対応となるLinuxやChromebook、アプリ制限のある社用PCのユーザー向けに、ChromeブラウザからボットなしでWeb会議を録画する代替手段を詳しく解説します。
LinuxやChromebookでGranolaが使えるかお調べの方に、まずは結論をお伝えします。どちらのOSでも、Granolaで会議を記録することはできません。 録音にはデスクトップアプリが必要ですが、現在提供されているのはmacOS版とWindows版のみです。Web版やChrome拡張機能には、通話を録音・録画する機能はありません。
本記事では、Granolaの正確な対応状況と非対応の環境について整理し、ブラウザから直接「ボットなし」で会議の録画、文字起こし、AIによる議事録作成を行う方法を解説します。
Granolaが動作する環境
2026年10月現在、Granolaのセットアップガイドおよびヘルプセンターに記載されている各アプリの対応状況は以下の通りです。
| プラットフォーム | オンライン会議を記録できるか? |
|---|---|
| macOS 14以降 | はい (デスクトップアプリを使用) |
| Windows | はい (デスクトップアプリを使用) |
| Webアプリ (notes.granola.ai) | いいえ (既存のノートの閲覧・編集のみ) |
| Chrome拡張機能 | いいえ (Google Meetの発言者名の追加や録音の同意メッセージの表示のみ。デスクトップアプリの起動が必須) |
| iPhoneおよびAndroid | 対面会議のみ (ZoomやGoogle Meetの通話は不可) |
| Linux | アプリなし |
| ChromeOS (Chromebook) | アプリなし |
Granolaの公式ドキュメントには、Webアプリでは「会議の記録や文字起こしはできない」と明記されています。記録処理は常に、通話に参加しているパソコン上のデスクトップアプリで行われます。
Granolaを利用できないユーザー
- Linuxユーザー: 開発者や研究者、多くのエンジニアリングチームは、UbuntuやFedoraなどのディストリビューションを使用していますが、Linux向けのGranolaアプリはありません。
- Chromebookユーザー: 学校や現場のチーム、多くの企業でChromebookが支給されていますが、ChromeOSではGranolaのデスクトップアプリを実行できません。
- 古いMac: Mac版アプリはmacOS 14以降が必要です。
- 制限の厳しい社用PC: 多くの企業では、デスクトップアプリのインストールにIT部門の承認が必要です。特にシステムの全音声を傍受するようなアプリは、セキュリティ審査が非常に厳しくなります。
- 共有PCや借りたパソコン: 会議室の共用PCや同僚のノートパソコンに、議事録アプリを勝手にインストールすることはまず不可能です。
代わりにブラウザから会議を録画・録音する方法
ブラウザベースの録画ツールなら、Chromeさえあれば動くため上記のような問題は発生しません。RecordMeetingは、ブラウザのタブから直接会議を録画できるChrome拡張機能およびGoogle Meetアドオンです。ボットが通話に参加することもなく、Chromeが使える環境ならどこでも機能します。
RecordMeetingの主な機能とメリットは以下の通りです。
- 通話全体の録画と録音: Granolaではどのプラットフォームでも保存されない、映像と音声の記録が可能です。
- ボット不要: Granolaと同様に、参加者リストに不審なボットが表示されることはありません。
- 幅広いツールに対応: Chrome上で通話が行われる限り、Google Meet、Zoom、Microsoft Teams、Webex、Slackハドルなど、さまざまなツールで利用できます。
- 50言語以上の文字起こしとAI議事録: Proプランでは、録画データをもとにした高精度な文字起こし、AIによる議事録作成、チャット機能が利用可能です。
- 共有リンク: 録画データや文字起こしテキストを簡単に共有できます。
- 既存データのアップロード: すでに手元にある録画・録音ファイルをアップロードして文字起こしすることも可能です。
Chromebookで会議を記録する
- ChromebookでChromeウェブストアを開き、RecordMeeting拡張機能を追加します。
- Googleアカウントでログインします。
- meet.google.comやZoomのWebクライアントなど、Chromeブラウザ上で会議に参加します。
- 会議ウィンドウで「Record (録画)」をクリックし、Chromeの共有画面で会議のタブを選択します。
- 通話が終了したら、RecordMeetingのダッシュボードから録画データを開きます。
学校や企業によって管理されているChromebookの場合、事前に管理者が拡張機能の利用を許可する必要があるかもしれません。
Linuxで会議を記録する
Linux上のGoogle Chromeでも手順は同じです。拡張機能をインストールし、Chromeのタブで通話に参加して「Record (録画)」をクリックするだけです。拡張機能はChrome内での動作を記録するため、ZoomやMicrosoft Teamsを利用する際は、LinuxのネイティブアプリではなくWebクライアントから参加してください。
スマホから対面会議を記録する
会議室での対面ミーティングの場合は、スマートフォンのブラウザでRecordMeetingのWebアプリを開き、マイクを使って録音します。録音データは、オンライン会議と同じワークスペースに保存されます。
LinuxやChromeOSで使えるその他の選択肢
- 会議ツール標準の録画機能: Google Meet、Zoom、Microsoft Teamsにはクラウド録画機能があります。ただし、通常は有料プランが必要で、ホストまたはホストが許可した参加者しか利用できません。詳しくはGoogle Meetを録画する方法をご覧ください。
- ボット参加型の議事録ツール: Otter、Fathom、Firefliesなどは通話にボットを参加させる仕組みのため、OSを問わず利用できます。欠点は、すべての会議で参加者リストにボットが表示されてしまうことです。
- OBS Studioや画面録画ソフト: Linuxでも無料で使える強力なツールですが、得られるのは生の動画ファイルのみです。文字起こしや議事録、共有機能は自分で用意する必要があります。なお、録画したファイルをRecordMeetingにアップロードして文字起こしすることは可能です。
各プラットフォームにおけるGranolaとRecordMeetingの比較
| Granola | RecordMeeting | |
|---|---|---|
| Mac | デスクトップアプリ | Chrome拡張機能 |
| Windows | デスクトップアプリ | Chrome拡張機能 |
| Linux | 非対応 | Chrome拡張機能 |
| Chromebook | 非対応 | Chrome拡張機能 |
| スマホ (オンライン会議) | 非対応 | 非対応 |
| スマホ (対面会議) | ネイティブアプリ | Webアプリ |
| 録画・録音データの保存 | なし | あり (映像と音声) |
機能の完全な比較については、RecordMeetingとGranolaの比較をご覧ください。複数のツールを検討している場合は、Granolaの代替ツールおすすめガイドで主要な選択肢を解説しています。
よくある質問 (FAQ)
GranolaのLinuxアプリはありますか?
ありません。Granolaが提供しているデスクトップアプリはmacOS版とWindows版のみで、公式ドキュメントにもLinuxに関する記載はありません。
GranolaはChromebookで使えますか?
会議の記録には使えません。GranolaのWebアプリを開いて既存のノートを読むことはできますが、通話の録音や文字起こしは不可能です。
Granolaには録音できるブラウザ拡張機能はありますか?
ありません。GranolaのChrome拡張機能は、Google Meetの発言者名を追加したり、録音の同意メッセージを投稿したりするためのもので、会議の音声や映像にはアクセスしません。また、動作にはデスクトップアプリの起動が必要です。
Linuxで使えるGranolaの最適な代替ツールは何ですか?
通話にボットを参加させたくない場合は、RecordMeetingのようなChromeから直接録画できるブラウザ拡張機能がおすすめです。ボットの参加が許容できるのであれば、OSに関係なく、ボット参加型の議事録ツールが利用できます。
RecordMeetingの拡張機能は無料ですか?
拡張機能のインストールは無料で、無料プランではクレジットカード登録なしで、1回最大1時間の会議を5回まで録画できます。文字起こし、AI議事録、ダウンロード機能はProプラン(月額15ドル、または年払いの場合月額9ドル)で利用可能です。